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メンタルサポート心理相談室

神奈川県川崎市麻生区百合ヶ丘1-15-1 ハーバルヒルズ 1-B
E-mail kokoro@bg.mbn.or.jp

メンタルサポート心理相談室案内トラウマセラピー

■トラウマセラピーで過去を清算して、本当の自分を取り戻しましょう 


 私たちの潜在意識には、過去に体験したすべて情報が記憶されています。顕在意識では分かりにくいのですが、過去の様々な記憶は、私たちの生き方に大きな影響を与えています。
 特に、乳幼児期の親子関係のトラウマによって生じたネガティブな感情やイメージは、無自覚に潜在意識に抑圧されて否定的な自己感覚の基になり、親密な人間関係を築くのを邪魔します。その結果、友人関係・恋愛・仕事など、後の人生に決定的な悪影響を与えてしまうのです。
 トラウマセラピーは、このような過去のトラウマによる呪縛から、あなたを解放することを目的としている心理療法です。メンタルサポート心理相談室では、これまでの豊富な臨床体験に基づいて、日々効果的なトラウマセラピーの方法を組み立てていました。
 トラウマによって潜在意識に抑圧されたネガティブな感情は、後に様々な症状(PTSDや依存症)の原因となります。しかし、まだこの事実は一般にはあまり知られていなので、原因も分からないままPTSDや依存症の症状であるという認識のない方がとても多いのです。《詳しくは、『PTSD(トラウマ後ストレス障害)と依存症』のコーナーをご覧ください。》
 PTSD や依存症が発症してしまうと、効果的な取り組みを行わない限り、完全に治すことができません。症状化している人の多くが、抗精神薬を頼りにしているのが現状ですが、今後はトラウマセラピーを選択する人が、さらに増えていくと思います。


【 トラウマセラピーの流れ 】

 トラウマセラピーは、基本的に過去の感情を扱うセラピーです。様々な症状の原因は、潜在意識に抑圧された過去のネガティブな感情なので、症状を改善するためには症状の原因となっている感情に気づき、感じながら表現することによって、抑圧された感情を解放(浄化)する必要があります。
 以下に、トラウマセラピーの基本的な流れを示します。各段階をクリアーしながら、抑圧した感情を手放しつつ、トラウマの課題を解決して本当の自分を回復していきます。

【ステップ1】 本当のことを認める
 自分に乳幼児期にトラウマがあるという認識のある人は、そう多くはありません。クライアントさんのほとんどが、明らかにPTSDや依存症を発症しているにもかかわらず、自分にはトラウマなどないと思い込もうとしています。自分の症状の原因が、過去のトラウマであるということに気づき、勇気をもって事実を認めことが、トラウマセラピーの第1段階です。

【ステップ2】 トラウマセラピーの考え方を理解する
 トラウマセラピーは、一般の心理療法(カウンセリングなど)と異なる点がいくつかあります。その中で最も特徴的なのは、徹底的に過去を見つめて、過去を清算していくということです。
 過去の感情を思い出して感じることは、とても辛いことです。だからこそ、トラウマセラピーを最後まで(成果が出るまで)取り組むためには、辛くても過去の感情を徹底的に感じ切る必要性を、深く納得する必要があるのです。

【ステップ3】 感情に気づき、感じ、表現する
 この段階は、トラウマセラピーで最も重要な部分の一つです。しかし、トラウマの強い人は、感情感覚が麻痺( 感情麻痺と言います )しているために、自分の感情をそのまま感じ、自由に表現することが苦手です。中には、そのようなことをしたことがないので、最初はできない人も少なくありません。
 この段階では、感情麻痺を解きながら、抑圧した感情を感じて表現しながら、過去の感情を解放していきます。トラウマセラピーでは、この過程が一番辛いところです。このときに、精神的に不安定になることもあります。この状態を『ヒーリングクライシス』と言います。この『ヒーリングクライシス』を乗り越えることができると【スッテップ3】をクリアーすることができます。

【ステップ4】 親への愛憎の執着に気づき、それを手放す
 依存症の根本原因は、親への愛憎の執着です。この親への愛憎の執着に気づいている人は、あまり多くはありません。PTSDや依存症の症状から開放されて、真に自立するためには、親への執着を手放すことが必要です。憎悪の執着は、怒りや憎しみの感情を開放することで、手放すことが可能になります。しかし、愛着の執着は、心を開く練習をしながら愛情の補給ができるような状態になる必要があります。

【ステップ5】 主人格の主導権を取り戻す
 乳幼児期のトラウマによって、たくさんの副人格たちが作られます。これらの複数の人格は、トラウマによってできた人格なので、本来の自分とは違います。これらの副人格たちが人格交代を繰り返すことで思考や行動の一貫性を欠き、人間関係で様々なトラブルを繰り返すのです。
 トラウマによって起こる、人格ができる過程と人格交代の仕組みはとても複雑なので、詳しくお知りになりたい方は、『良い子の心の闇』(鈴木健治著 東京図書出版会)をお読みください。
 抑圧されたネガティブな感情の解放が進むと人格交代は減ってきます。そして、本来の自分である「主人各」が主導権を取ることが、次第に可能になってきます。この段階になると、親への愛憎の執着は減っていきます。

【ステップ6】
 主人格が主導権を握れるようになると、日常生活はラクになっていきます。そして、主人格が働きはじめることで、トラウマセラピーの目標である2つの課題の達成する方向に進めるようになっていきます。

その2つの課題とは・・・。

@ 自分が本当のやりたいことが分かるようになる
 A 親密な人間関係が築けるようになる

です。

ステップ6は、日常生活を送りながら自分に向き合いながら、この2つの課題を手に入れるために真に自分本来の生き方に向かうことができるようになります。