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メンタルサポート心理相談室

神奈川県川崎市麻生区百合ヶ丘1-15-1 ハーバルヒルズ 1-B
E-mail kokoro@bg.mbn.or.jp

メンタルサポート心理相談室案内幼児期のトラウマが、PTSDと依存症の本当の原因

トラウマセラピーによるPTSDと依存症の克服

 乳幼児期の親子関係でのトラウマはPTSDの症状や依存症の原因となります。しかし、この事実を、ほとんどの心理や医療の専門家は認識していません。その結果、一般の人たちに正しい認識が広まらず、PTSDや依存症の様々な症状で苦しんで人たちが増加しています。



 メンタルサポート心理相談室では、幼少期に親から受けた支配やコントロール( 虐待 )によるトラウマが、深刻な社会問題の根本原因になっていると考えています。
 最近、マスコミでも報道されるようになった児童虐待ですが、報道のほとんどが身体的虐待とネグレクト(放置の虐待)です。しかし、日本で圧倒的に多いのが、親からの心理的虐待(支配・コントロール)なのです。

 メンタルサポート心理相談室では、このような分かりづらい児童虐待を 「 やさしい虐待 」と呼んでいます。「やさしい虐待」は、日本文化に深く根ざしていて、どこの家庭にも存在する、とても分かりづらい虐待なのです。
 親からの心理的なコントロールについて、詳細をお知りになりたい方は「隠された児童虐待」「『やさしい虐待』と『自滅する良い子たち』」(鈴木健治著 文芸社)をお読みください。


2.分かりづらい心理的虐待(やさしい虐待)
 メンタルサポート心理相談室のほとんどのクライアントさんは、幼少期に親から明らかな身体的虐待を受けていません。しかし、その結果あらわれた症状は、暴力を受けた(暴力的虐待)人と同じなのです。このように心理的虐待(やさしい虐待)を受けた人でも、暴力的虐待を受けた人と同じような症状が出るのですが、心理的虐待(やさしい虐待)を受けたクライアントさんに虐待を受けたという自覚がないことが問題なのです。

子どもは『 私は親から愛されたはずだ 』と思いたいものです。心理的虐待を受けた クライアント さんは、重い症状を抱えながら、なかなか心理的虐待の事実を納得できない人が少なからずいます。そのような方は、『いっそのこと、殴ってくれればよかったのに!』と言う方すらいるのです。このように心理的虐待(やさしい虐待)は分かりづらい形で、どこの家庭の中にも浸透して、気づかれないように心に傷を残します。心理的虐待(支配・コントロール)は、身体的虐待より回復しづらい残酷な虐待なのです。

3.トラウマと処理されない感情
 暴力があったかなかったかに係わらず、幼少期に親から受けた様々な支配(コントロール)によって、私たちの心は傷ついてきました。そして、その時に生じたネガティブな感情(恐怖・怒り・憎しみ・恨み・悲しみ・寂しさなど)は、感じないように(感情麻痺と言います)して、潜在意識の奥に押し込まれてきました。顕在意識では分からないのですが、このようにして私たちの潜在意識は、抑圧したネガティブな感情で満ちているのです。このように溜まってネガティブな感情が「心の闇」です。

4.PTSDと依存症の原因は、潜在意識に抑圧されたネガティブな感情
 本来、人は感情を感じて表現するために生まれてきました。それができることで、はじめて自分らしい生き方ができる基礎ができるのです。しかし、トラウマ体験によって全ての感情や感覚は感じられないまま、潜在意識に抑圧されてしまったのです。

 このようにして溜まり続けている「心の闇」は、抑圧のレベルが高まるほど外に出ようとする圧力が高まり、何かのきっかけがあると表出(噴出)しやすくなります。
 特定の場面で起こるイライラ、激怒、涙もろさ、不安や恐怖、違和感などの感情反応は、このようにして起こると考えられます。さらに感情抑圧が強い人は、もっと激しい症状(過呼吸やパニック障害など)が出て、日常生活が普通に送れなくなることも珍しくありません。


5.【PTSDと依存症の具体的症状】
 メンタルサポート心理相談室では、PTSDには非常に多くの症状が含まれていると考えています。というよりも、現代人の抱えているほとんどの心身の症状は、その根底にPTSDがあるとさえ考えています。実際にトラウマセラピーによって、(医学的な治療をしなくても)これらの症状は緩和され、ついには症状そのものが消えてしまいます。このような臨床体験を通じて明らかになったPTSDの症状とは以下のようなものです。

@ 心理(情緒)面の症状
無気力、無力感、うつ症状( うつ病 )、対人緊張、対人恐怖、人間関係の悩み、将来の不安感、情緒不安定、意識の注意集中困難、イライラ、脅迫神経症的症状、パーソナリチィー障害、妄想、パニック障害、自殺念慮、ときとして幻覚や幻聴(統合失調症)等
A 身体面の症状(医学的には原因不明)
各部の凝りや痛み(例・肩凝りや頭痛等)、慢性疲労感、様々な不定愁訴、慢性病、睡眠障害、胃腸障害、めまい、嘔吐感、自律神経系に係る症状群(自律神経失調症や冷え性等)、内分泌系に係る症状群(婦人科系の症状、慢性的な症状等)、免疫系に係る症状群(様々な免疫疾患やアレルギーなど)等
B 行動面の症状(依存症を含む)
アルコール依存症、薬物依存症、タバコ依存症、摂食障害(過食や拒食、甘味依存)共依存(母子癒着、共依存的恋愛・失恋癖などに見られるような人に対する依存の総称)激怒(アドレナリン中毒)、DV(ドメスティック バイオレンス)、ブランド依存、ギャンブル依存、買い物依存、仕事依存、セックス依存、インターネット依存、ペット依存、宗教依存、不登校や引きこもり、自傷行為(自分で手首を切る「リストカッター」・自殺行動等)児童虐待する親、いじめ、犯罪衝動の温床等

 このように乳幼児期のトラウマは、非常に多くの症状の原因となります。誰でも、これらの症状のいくつかは持っているのではないでしょうか。

6.【症状と思われていない症状】

 トラウマのない人はいないということは、すでにお話ししました。ということは、症状のない人もいないということです。以下に示した項目は、社会的には症状だと認識されていないものですが、トラウマによって作られた立派な症状なのです。

「何となくやる気がない」・「自分のことが好きじゃない」
「本当は何がやりたいのか分からない」・「自信がない」・「自分を表現するのが苦手」

「心がいつも不安定」・「人目がとても気になる」・「対人緊張や対人恐怖がある」
「人間関係で同じような失敗を繰り返す」 ・ 「親子関係で悩んでいる」
「友だちができない」・「恋愛がうまくいかない」
「子どもがかわいくないし、つい叱ってしまう」・「仕事が長続きしない」
「気持ちが不安定なときは、たくさん食べると落ち着く」・「不登校や引きこもりである」「慢性的な身体症状で悩んでいる」・「長年、肩凝りや頭痛で悩んでいる」
「睡眠障害がある」・「改善したい嗜癖がある」


などです。如何でしょうか?このような症状のいくつかは、誰でもが感じているのではないでしょうか。これらも全て乳幼児期の親子関係でのトラウマによる、軽いPTSDや依存症の症状だと考えられます。
 トラウマによる重要な症状の1つに、人間関係の悩みがあります。多くの人が、親密な人間関係を築けないで悩んでいます。もし、心当たりの人がいましたら、ご自身のトラウマの問題に取り組むことで改善されていきますので、勇気を出して自分の幼児期のトラウマに向き合ってみてはいかがでしょうか。


7.【良い子も立派な依存症】
 信じられないかも知れませんが、様々な依存症の温床になっているのが「良い子」です。何か「良い子」と聞くと良いことのように思ってしまいますが、実は「良い子」とは、判断の基準をすべて他人に依存しているという点で、立派な依存症と言えるのです。様々な依存症の症状を現している人は、必ずと言っていい程「良い子」と言う依存症を併発しています。
 ほとんどの日本人は、良い子の問題を抱えています。常識的に考えると「良い子」になることは、良い事の
ように思います。しかし、良い子も限度を越えると、様々な問題を引き起こします。
 過剰に良い子を演じている人は、次のような問題を抱えています。
@ 過激な義務感
 
良い子は義務感がとても強いです。自分のことは後回しにしてでも、自分に与えられた義務を遂行しようとします。このようなことを長い間続けていると、自分のことが分からなくなり、クタクタに疲れてしまいます。
A つきまとう罪悪感

 良い子は正義感と倫理観がとても強いです。また「〜すべき」ものもたくさん持っています。もし、自分がそのような内部規範に反するようなことをしたら、心の奥の方から罪悪感が沸き上がってきます。
ですから、そんなことはとても怖くてできなくなってしまいます。
B 恥の意識
 
良い子は、素直な気持ちや自分の感情をそのまま表現することを恥ずかしがります。 そのようなことは、小さいときからあまりしたことがなかったからです。
 良い子の症状が進行すると、自分が本当は何をしたいのか、自分の中にどのような感情があるのかもはっきりとしなくなってしまいます。